笑って泣いて!誰かの人生に寄り添う仕事
ヘルパーストーリー

ヘルパーストーリーvol.22

訪問介護ステーションアゼリアK.S さん

ヘルパー経験年数:
14年
役職:
サービス提供責任者
得意な介護:

私のヘルパーストーリー

 訪問介護の仕事に就いて14年になります。前職はバイクに乗ってピザをお届けする仕事をしていましたが、結婚を機に転職することにし、ハローワークに通いました。その頃テレビで介護のドキュメンタリーを観たことがきっかけで、介護の仕事に興味を持ち、当時、職業訓練校でヘルパー1級の資格を取れるコースがあり、そこに入校しました。そこで訪問介護の実習先として行かせていただいたのが、今の職場です。介護の勉強を始めた当初は介護未経験の自分に訪問介護はハードルが高いと思い、就職先の選択肢には入れていなかったのですが、訪問先に同行して現場を見させていただき、先輩ヘルパーが誇らしく仕事をし、利用者様のことを思い些細なことにも気が付いて接しておられる姿を拝見し、そしてそれに対して安心して介護を受け、最後に「ありがとう、またよろしくね」と声をかけてくださる利用者様の姿を見て、「この方の生活はヘルパーの仕事によって成り立っている、無くてはならない存在だ」ということを強く感じ、ヘルパーという仕事の意義や素晴らしさを感じました。

 そんな先輩ヘルパーの姿に憧れ、飛び込んだ訪問の世界。介護経験どころか、結婚したてで料理や生活の知識も経験も不足していた私にとっては、毎日が勉強することだらけでしたが、先輩や、時には利用者様から色々な事を教えていただき、14年、まだまだ足りないところもあるけれど、変わらずこの仕事を誇らしく思い、この仕事が好きな自分がいます。世の中、ロボットやAIが幅を利かせてきていますが、訪問介護の仕事は到底彼らには賄いきれない、きめ細かい仕事だと思います。誰かに必要とされるかけがえのない仕事。もっと世の中にこの仕事のことを知ってほしい!世の中にこの仕事を評価してほしい!若い人にも興味を持ってもらいたい!そんな思いを抱えつつ、これからもバイクに乗って「安心介護」をお届けし、経験を重ねていきたいと思います。