府社協活動レポート地域福祉課題別ワークショップを開催しました

 1月26日、2月17日に地域福祉課題別ワークショップを開催しました。
 1日目は、コロナ禍で芽生えた住民活動とその成立ちや活動効果を共有し、社協に期待される役割を確認しました。
 2日目は、南丹市社協と宮津市社協から、コロナ禍での福祉課題に対して新しく取り組んだ社協活動の報告がありました。
 また、発達障害・精神障害のある方とひきこもり経験のある当事者をお招きし、コロナ禍で感じた地域での生活と、地域活動への期待をお話しいただいた後、社協としてどのような関わり・地域づくりができるのか意見交換しました。
 参加者からは、「福祉サービスを利用していない方への情報発信の工夫が必要である。」、「福祉に関わるポータルサイトのようなものがあればいいな。」といった意見が挙がりました。
 2日間を通じてコーディネートしていただいた、南多恵子京都光華女子大学健康科学部准教授からは、地域の声なき声をアウトリーチし、出会ったことのない人と出会う場をどのように構築していくかが社協の神髄であり、社協の期待される役割であるのまとめがありました。
 ワークショップは、 当事者を囲み、課題を共に考え、これからの社協の在り方を語り合える場になりました。