基本方針
近年、地域福祉を取り巻く状況は、少子高齢化はもとより。孤独、孤立、生活困窮、虐待等の諸問題が複合化し、一層深刻化してきています。半面、昨年度の新型コロナウイルス感染症が第5類へ移行したことにより、これまであった地域活動が徐々に再開され人と人とのふれあいや地域活動の大切さそして薄れてしまった地域のつながりづくりを再構築することが喫緊の課題となっています。
「地域福祉における協働の中核」として期待される社会福祉業議会としての存在意義や価値があらためて問われる中、本会としてもどのような地域づくりを目指すのか、どのような組織になるべきか改めて見つめ直し、これまで本会が地域において積み上げてきた実績を、幅広い関係者とのネットワークを活かし、協議・連携することで一層「福祉のまちづくり」を推進し「豊かな福祉社会」に向けて各事業に取り組みます。
重点目標
- 第4次地域福祉活動計画の推進
- 経営基盤・財政基盤の確保及び強化
- 地域共生社会実現に向けた地域福祉推進基盤の強化
- 地域における総合的な権利擁護体制の推進
- 災害ボランティアセンター事業の推進
事業計画
1.総務部会
- 会員、会費の増強
- 「社協だより」等広報紙の発行、社協HP、Facebook、YouTubeチャンネルの運営、更新
- ICT等を活用した研修会の開催
- 共同募金、歳末たすけあい運動の取組
- 地域が元気!福祉まつりの開催
- 福祉バザーの開催
- フードパントリー事業の実施
- 入れ歯リサイクル事業の実施
- 民生児童委員協議会との連携・協働
- 第12回きょうと地域福祉実践交流会(輪番制:山城西ブロック)の開催
2.老人福祉部会
- 一人暮らし高齢者 わかばのつどい事業の開催
- ひとこえ運動(65才以上一人暮らし高齢者への年賀状送付)の実施
- 敬老会での米寿お祝い品の贈呈
- 老人クラブ連合会への事業協力
- 地域が元気!くらしのサポート事業の実施
3.児童青少年福祉部会
- 町内安全パトロールの実施(青少年対策協議会と合同)
- 青少年の主張大会(町・綴喜地区)への参加協力
- 一人親家庭のつどいの開催(夏・冬 年2回)
- 新入学児童お祝い品の贈呈(一人親家庭の小学校入学時)
- 宇治田原サマースクールへの協力
- チャイルドシートリサイクル事業の実施
- 子育て世帯支援事業(UCぽんぽこキッチン 年12回))の実施
4.障害児者福祉部会
- リーディングサービスの実施(毎月1回)
- 「障害者週間」啓発事業(井手町会場)の実施
- 聞こえのサロン(年3回 聴覚言語障害センターと共催)の開催
- ふれあい(障害児)のつどいの実施
- 福祉用備品貸与事業(介護ベッド・車イス等)の実施
- 参加・協力事業(身体障害者協会、障害福祉サービスセンターうじたわら)
5. ボランティアバンク運営委員会
- ボランティア登録の加入促進(ボランティアセンターの運営と、たよりの発行等9
- ボランティアの安全確保(ボランティア保険・行事保険・福祉事業者総合補償)
- ボランティアの需給、斡旋活動の場の提供
- ボランティア相談の実施
- 学童・生徒のボランティア活動普及事業(福祉協力校の指定)
[町社協指定] ・維孝館中学校 ・宇治田原小学校 ・田原小学校
- 社会福祉体験学習の実施
- ボランティアグループ・ふれあいサロンへの活動支援
- ボランティア講座、研修会等の開催(ボランティア連絡会・ボランティア講座・ボランティアのつどい・ふれあいサロン交流会)
- 災害ボランティアセンターの運営(広報・研修・訓練・設備拡充)
- 連絡調整・調査研究
6. 委託事業
- 府社協委託事業
◦生活福祉資金貸付事業
◦特例貸付償還フォローアップ事業の実施
◦物価高騰対策緊急支援事業の実施
◦福祉サービス利用援助事業の実施
(権利擁護相談の実施、山城北中部合同講座の開催)
- 町委託事業
◦老人福祉センターやすらぎ荘の維持管理、窓口業務(指定管理者制度)
◦移送サービス事業の実施(随時:道路運送法第79条許可申請内容に基づく運行)
◦心配ごと相談事業の開設(司法書士相談として、奇数月第3水曜 年6回)
◦認知症カフェ事業の開催
・ころ柿カフェ 妙楽寺/平岡 第2金曜 奥山田/やんたん 第4金曜
・やすらぎカフェ 第4木曜に変更
7.その他の事務局業務
- 老人クラブ連合会に関する事務及び庶務
- 共同募金委員会庶務
- 備品の貸出
- 介護用品の斡旋
- 町内各種事業への参画