平成２１年３月３日おひな祭りのこの日、平成２０年度第２回一人暮らし老人・高齢者世帯交流会を社会福祉協議会と村民生児童委員協議会の共催で実施しました。今回は名張までのお出かけを企画しました。当日は参加者、民生児童委員、社協関係者で５６名のにぎやかな会となりました。まずは青蓮寺レークホテルにて、全員で昼食を取りました。朝早くから皆さんバスに乗って来て下さったのですが、疲れた顔など全くなく、久しぶりの再会を大変喜んでおられ、会話も楽しそうに弾んでいました。

なばりまちに到着をしてから、酒屋さんのご夫婦が演じる影絵劇場を観覧しに行きました。角田酒店は代々続く由緒ある酒屋さんで、江戸、明治、大正の先祖伝来の貴重な品々を展示されています。広間に通されると、江戸時代から大切に使われてきたお膳にお菓子が用意されていて、蒸かしたての酒饅頭とお茶を頂きながら、幻想的な影絵を見せて頂きました。影絵は趣味で始められたそうで、使う道具は全て角田さんの奥さんの手作りだそうですが、一つ一つの人形の動きが精巧で、本当に動いているように見えました。

雨が降り、散策など予定通りには行えませんでしたが、「良い物見せてもらった」「家で一人の時間は長いけど今日すごく楽しくで、一日あっという間やったわぁ」と大変喜んで下さいました。