9月14日(木)、保健福祉センター機能訓練室で「ご近所支えあい講座」を開催しました。今年度は、地域福祉活動計画アンケートで関心が高かった内容で企画しました。第一段は「村タク」と「支えあい」です。21名の方に参加していただくことができました。
はじめに南山城村役場総務財政課の関口主任より「公共交通の活用で、行き活き暮らせる村づくり~村タク利用で気軽にお出かけ~」と題し、お話をいただきました。参加者からは、車いすを利用されている方の乗車や休日の運行についての質問が出されました。
参加者のみなさんと一緒に3つのテーブルに分けて<助け合い体験ゲーム>をしました。このゲームは、困りごとを書いてある60枚のカードから、自分の困りごとを3枚選んでもらい、「だれかこの困りごとを助けてくれませんか?」と他の参加者に交渉し、解決するゲームで、「草むしり」や「通院や買い物の送迎」等の実際の困りごとがたくさん出されていました。
そして、グループ内で話し合い、「私もだれかに助けてもらわなあかんわ~」「この内容やったら手伝えるわ!」との会話や参加者同士のやりとりも楽しまれていました。ゲームを通して、自分の困りごとが他の方の困りごとでもあり、お互いに助け合わないと、という気持ちが大切なことを学ぶ機会になりました。
また「村タクについて文章より言葉で伝えてもらったら大変良く分かった」「村タクを一度利用してみたい」「助けてほしいこと、助けてあげれそうなことが自分でも考え直すことができて良かったです」等、たくさんの感想をいただきました。