6月11日(木)、和束町社会福祉センターにて和束町・笠置町・南山城村の3町村社会福祉協議会合同でボランティア交流会を開催しました。3町村では少子高齢化が進み、ボランティア活動の担い手不足に悩んでします。しかし、買い物に行けない、話し相手が欲しいなど、制度だけでは応じられない問題も増えてきており、ボランティアの重要性も再認識されています。3町村ボランティアグループが連携し、お互いの活動、街の課題に対応できるネットワークを構築し、ボランティアの『輪』を広げていただきたいと思っています。この日は、3町村から51名のボランティアの代表者が集まってくださいました。まず京都府社会福祉協議会 地域福祉・ボランティア振興課の土田課長よりボランティア活動をとおしての見守り活動の重要性をお話いただきました。皆さん熱心に耳を傾けられ、「日々の活動中から見守りの必要性は感じていたが漠然としたもので、今回は数字や表ではっきりと示してもらえたので良かった」との感想をいただきました。
つぎに、6団体のボランティアの代表者に活動報告・発表をしていただきました。村からは外出支援サービス協力会員である井久保洋治さんが、車両不足や需要の多さ、活動中の様子、思いなど福祉有償サービスの現状を話してくださいました。
また、ふたんじとして小学校やデイサービスだけでなく村外でも活動をしていらっしゃる、上田淑子さんと尾崎清ミさんが、オカリナの演奏と民話の語りをして下さいました。オカリナの演奏に合わせて自然と歌声が聞こえたり、民話を聞いて笑い声が起こったりしていました。
最後に、グループごとに情報交換や意見交換をしていただきました。短い時間でしたが、皆さん真剣に取り組んで下さり、話足りない様子でした。「このような機会をまたもって欲しい」「他のボランティアさんの意見が聞けて良かった」「他のグループの活動も見てみたい」などの声があり、是非次回につなげていきたいと思います。