近年、地震や大規模な風水害が日本各地で多発しています。
災害が発生すれば、被災地には大勢のボランティアが駆けつけ、様々な支援活動が行われますが、遠方から来たボランティアにとっては土地勘がなく、現地が危険な場所なのかどうかやどこに行けばよいのかわからないなど、大変不安な現場といえます。
一方、一刻も早くニーズに対応できるボランティアの援助を待っている被災者がおられます。
そこで、ボランティアや被災者の受付・相談窓口となるところが災害ボランティアセンターです。
木津川市においても、いつ災害に見舞われてもおかしくない状況となってきたことから、木津川市社会福祉協議会は、平成27年6月に常設型の災害ボランティアセンターを設置しました。
(災害ボランティアセンターの業務)
木津川市災害ボランティアセンターでは、いざというときに効果的・効率的な災害ボランティア活動が行えるよう、平常時から調査・研究や訓練等を進めています。
平常時の業務
・災害ボランティア活動の調査、研究及び訓練の実施
・災害ボランティア活動の広報・啓発
・関係機関、団体や市民との意見・情報交換及びネットワーク体制の整備
・災害ボランティア及びコーディネーターの育成・登録
・木津川市外で発生した災害における情報発信や情報収集及び必要に応じた対応
・ボランティア保険の加入手続き など
災害時の業務
・災害ボランティアの募集、受け入れ及びコーディネートの実施
・被害状況及び必要な災害ボランティア活動の内容等の把握
・災害ボランティア活動に必要な資機材等の調達
・災害ボランティアの安全管理
・関係機関や団体との連絡調整 など